系統用蓄電池

系統用蓄電池の導入を支援し、新たな収益と持続可能な社会の実現に貢献します。

●系統用蓄電池の導入について

近年、地球温暖化や環境問題に対する関心が高まる中、再生可能エネルギーの導入が急速に進んでいます。太陽光や風力といった再生可能エネルギーは、持続可能でクリーンなエネルギー源として期待されていますが、その供給は天候や時間帯に大きく左右され、不安定さが課題となっています。この課題に対処するために、系統用蓄電池が重要な役割を果たしています。
系統用蓄電池は、再生可能エネルギーによって生じる余剰電力を蓄えることで、エネルギーを有効活用し、発電量が少ない時間帯には蓄えた電力を放出することで、安定した電力供給を実現します。これにより、再生可能エネルギーの導入拡大と持続可能な社会の実現に大きく貢献します。

当社は、太陽光発電や蓄電池システム、地熱バイナリー発電の企画開発、設計、建設、O＆Mの経験、ノウハウを活用し、系統用蓄電池の導入を事業者の立場になって支援します。

●系統用蓄電池とは

系統用蓄電池とは、系統に直接接続し「蓄電池単体」で系統(送配電網)から電気を「蓄電」したり、その逆に貯めた電気を「放電」して系統を通じて売電することができる蓄電池のシステムです。

●系統用蓄電池(蓄電所)完成イメージ

●系統用蓄電池の収益化について

蓄電所から放電された電力は、主に以下の3つの「市場」にて取引され、それぞれの「市場」での電力販売等が事業者様の収益となります。

*取引結果および利益を保証するものではありません。

●収益化が注目されているポイント

(出典)2023年5月29日資源エネルギー庁、「系統用蓄電池の接続・利用の在り方について」より一部編集

①卸電力市場の時間帯による価格差が大きくなっている
最低価格：出力制御などの増加により低価格の時間帯が増えている。
最高価格：電気料金の値上りなどにより高値になりやすい。

②需給調整市場の全商品が開設
一般送配電事業者が電力供給区域の周波数制御、需給バランス調整を行う為に必要な調整力を調達する市場です。
応答速度の速い蓄電池の参入が期待されている。

③蓄電池のコストが下がってきた
世界的に導入量が増えてコストが低下している。
複数の補助金が予算化されている。

④2050年カーボンニュートラルを見据えた再生可能エネルギー(太陽光発電)の更なる導入や2030年の温室効果ガス46％削減(2013年度比)、
再エネの主力電源化など太陽光発電の導入は続く見込み。

●系統用蓄電池の事業スキーム

*当社から系統用蓄電池の経験のある小売電気事業者、アグリゲーターなど体制の支援が可能です。
*アグリゲーター：運用シナリオ検討支援、制御、蓄電事業者業務代行により蓄電所のメリットを最大化するよう支援する事業者。

●系統用蓄電池の導入フロー

(※1)設置形状や蓄電システムの容量、製品納期により前後します。

●インテレクトの提案する「系統用蓄電池(蓄電所)」の導入

1.事業計画策定、スキーム構築、補助金活用のご支援を行い、開発から運用までご提案します。

2.遊休地へ系統用蓄電池のご提案や事業用地の斡旋、事業企画をサポートします。

3.収益化に重要なアグリゲーター様のご紹介や運用開始までをサポートします。

4.最適な配置計画や設計を行い、事業に必要な許認可や電力の接続申請をサポートします。

5.独立系の当社だからこそ、蓄電池やモデユールの最適なメーカー、システムをご提案します。

6.太陽光発電や蓄電池併設の太陽光発電、地熱バイナリーの建設、運営管理経験を活用した管理を行います。

7.BCP対応や地域の防災性の向上、需要場所に蓄電池システムを導入しピークシフトの提案も可能です。

●蓄電池を活用したサービス

お客様のニーズに合わせ最適なシステムをご提案します。

	・太陽光発電と蓄電池システムの併設太陽光発電によって発電した余剰電力や出力抑制時に蓄電池に蓄えることで、電力を必要な時に使うことができ、電力供給を安定させ、売電量を増加することや需要場所で、自家消費率の向上により電気料金の削減に繋がります。

	・BCP対応蓄電池システムを設置することにより、災害時の緊急電源として利用できます。

	・電力のピークカット、ピークシフト蓄電池システムを活用し、電力需要が高まる時間帯(ピーク時)から需要が少ない時間帯に電力の使用を移動させることにより、電気代削減や環境負荷の軽減を行います。

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